買収される側のメリット

売り上げが伸び悩んでいる事業を売却できる

M&Aの買収される側のメリットとして、売り上げが伸び悩んでいる事業を売却することで、経営を立て直せるチャンスが生まれることがあります。特に、多角的な事業を扱っている企業であれば、早期に買収の提案を受け入れることで、特定の事業の赤字を最小限に抑えることができるケースもあり、日頃からM&Aのタイミングをじっくりと判断することが大切です。最近では、企業経営者を対象としたM&Aのセミナーが各地で開催されることがあります。そこで、将来的に事業を進める際のリスクに備えるために、まずは中小企業診断士などの専門的な資格を持つ担当者からアドバイスを受けながら、M&Aの仕組みをしっかりと把握しておくと良いでしょう。

従業員のリストラの必要がなくなる

M&Aの買収の提案を受け入れることで、経営不振の企業であっても従業員のリストラをする必要がなくなり、場合によってはより良い条件で従業員の雇用を継続することが可能となります。最近では、不況や人件費の問題などから、倒産のリスクを抱えている企業が少なくありませんが、従業員の雇用を確保したい場合には、M&Aの必要性について慎重に検討をすることが大事です。また、M&Aの後には元から働いている従業員が新しい企業の社風や方針などに馴染めるまでに時間が掛かることもあります。そこで、将来的に事業を良い方向に進めるために、M&Aの手続きを始めるにあたり、同時に経営者や幹部が打ち合わせを行って、現場の従業員が働きやすい環境を作ることがポイントです。