帳簿だけでなく、実際の資産も把握する

M&Aでは資産の確認は必須

M&Aをするときに資産があるかどうかは大事な要素です。想定以上の資産があれば、M&Aが成功する確率は上がります。この資産の確認は帳簿上で確認するのが一般的です。しかし、M&Aをするときには帳簿だけを信用すると痛い目を見る時があります。M&Aの売り手としてはできるだけ会社の状態をよく見せたいので、帳簿と現実に乖離があっても修正しないことが多いです。実際にはない商品の在庫が帳簿上に残っていることは少なくないです。わざと残している場合もあれば、本当に知らないで残している場合もあります。どちらだとしても、帳簿と現実の乖離があることにかわりがありません。帳簿を見て安心せずに、実際に確かめることが大事になります。

現物の価値を見るまで安心しない

M&Aをするときには時間がないなどの理由で、資産の現物を確認しない場合があります。しかし、現物は必ず確認しましょう。資産の現物が予想よりも劣化していて、資産価値が目減りしている場合があるからです。特に建物などは期間によっては劣化が激しい場合があるのです。そんなことを考慮すると、現物を見ないでM&Aをすることは得策ではありません。また、現物が劣化していないとしても、全ての数が揃っていないということがあります。このようなことが起きないように、細かい在庫などについても現物確認は必要です。他に現物を見る理由として、本当に資産価値があるのかの確認する意味合いもあるのです。例えば車があったとします。車はあれば資産価値が認められるでしょうが、動かなければ使えません。そのように、実際に確かめてみないとわからないものもあるでしょう。